CTIシステムはクラウド型が主流
2018年12月19日(水曜日) テーマ:コールセンターシステム
そして近年におけるCTIシステムはクラウド型が主流となっています。
クラウド型CTIシステムの利点は、導入する拠点に従来の大型のサーバを設置する必要がなくなった事による導入費用の軽減が挙げられます。
具体的には、大型のサーバはクラウドサービスを提供する会社に設置し、運用会社は通信機器を通じてサーバを稼働させるため、導入にあたっての初期費用がサーバ設置費用がかからなくなった分、軽減される事となります。
さらに、サービスを提供する会社によっては定期的なサーバメンテナンスを行うため、運用する会社にとってはメンテナンス費用も軽減されます。
クラウド型CTIはCTIサービスの提供であるため、サーバの購入費用がなくなり月額の料金となった点も、費用負担軽減の大きな要因となります。
加えて、CTIシステムを自社開発している会社のクラウドサービスであれば、システムのアップデートも適宜行われるため、「システムが古くなってきた」と悩む必要もありません。
「従来のクラウドではないCTIサーバを設置しているが、システムが古くなって故障が多くなってしまった」といった理由からリプレイスを検討する際に、クラウド型のCTIシステムへ移行するコールセンターが増えています。
特にアウトバウンド業務におけるCTIシステムはクラウド型への移行が顕著にみられる傾向にあります。